呉市の音戸大橋を通った先に呉市音戸町があり、さらに南の位置に倉橋町があります。
広島県の最南端と言っても過言ではない場所です。
海が綺麗で水産業が盛んな地域になります。
せっかく近くまで来たのでこの時期の名物「生しらす丼」を食べることにしました。
もう2年前になりますが倉橋町にある桂浜温泉内にある「海里部」に行きました。
しらすはイワシの稚魚になり、一般的には茹でたものや乾燥させたものが流通しています。
乾燥させたものを「ちりめん」と呼んだりします。
生のしらすが珍しいのは単純に傷みやすいからです。
さすが水産基地が近いだけあって新鮮な生しらすを食べることが出来ます。
前回食べた時は黄身がすでにしらすの上に乗っていましたが今回は別皿に用意してあり、後乗せ方式に変わっていました。

黄身の後乗せは良い改善だと思いました。
黄身が乗っているとパッと見豪華なのですが、黄身の味が強くてしらすの味が分かりにくくなっていました。
最初は醤油もかけずに、生しらすの微妙な塩味だけで食べてみるのがいいと思います。
丼と言っても茶碗を大きくしたサイズですが贅沢に生シラスを楽しむことが出来ます。
わざわざ食べに行く価値がありますのでおすすめします。

「海里部」
広島県呉市倉橋町才ノ木431 (桂浜温泉)
電話0823-53-2577
海里部 (定食・食堂 / 呉市その他)
昼総合点★★★★☆ 4.5